まるで蝋燭の炎のように、優しく揺らぐ光に癒やされる "hymn"
"hymn(ヒム)"は「火」という原始的な光をコンセプトに、プロトタイプ作品として2019年にイタリア・ミラノで発表され、さらに2年の開発期間を経て、2021年アンビエンテックより新たなアンビエント照明として製品化されました。
キャンドルのような 2000K の柔らかい温かな色は、hymnの世界観には必要不可欠な要素です。また、揺らぎある光はペンデュラムレンズの動きによって生み出されていますが、点灯時、消灯時における特徴的なLEDの光の動きが組まれていることもポイントです。消灯時には火を吹き消すように瞬きながら消えていき、光と触れ合う楽しさを遊び心を持って表現しています。
ひとりの時間で安らぎたい時や、みんなで共有する幸せな時間を過ごす時、昔から火の周りが温かな空気に包まれたように、日常のワンシーンに溶け込むようなスタンダードな光として、暮らしに寄り添えていけたらと考えます。
レンズと磁石で構成された、揺らぎある光を生み出す特徴的なペンデュラム(振り子)レンズ。(特許第7050372号)下部より光を投射すると、屈折の効果によってレンズ上部先端に光が浮かび上がります。その部材は、繊細なアームによってバランスを取りながら立ち上がり、磁力の見えない力量を受けて、繊細で不規則性を持った変容する光のテクスチャーを作り出します。
光学と実験に基づいて設計された特殊なレンズ形状。火を灯す伝統的な燭台にインスピレーションを受けた、ペンデュラムレンズを支える本体と一体化した持ち手。光と人間の関係性から生まれてきた様々な器具をヒントに、柔らかなラインと削ぎ落としたエッジあるディテールで構成された全体像。
IP66相当の防水性能も備えているので、バスルームや屋外でも安心してお使いいただけます。
空間に馴染みやすいマットな質感のブラックと、艶やかさが灯りを引き立たせるゴールドの2色展開です。