About Henry Dean

 

手吹きガラスのぬくもりを感じる色とりどりのフラワーベース

Henry Dean(ヘンリーディーン)は1972年、ベルギーの小さな街で創始者でありデザイナーのHenry Dean氏によって始まりました。旅と読書とモダンアート、そして何よりもガラスをこよなく愛するヘンリー氏は、日々の生活の中でふと浮かんだ映像をガラスによって表現し、多くの作品を残しています。それは、どれも “ガラス”という素材を深く理解している者だけが表現できるデザインでした。

主な原料はリサイクルガラス。リサイクルガラスは扱いがむずかしい一方で、発色や気泡など思いがけない表情を生み出します。創業から50年以上にわたり、リサイクルガラスの可能性を追求し続けているのです。植物を引き立てるHenry Deanのフラワーベースは、日本をはじめ世界中のフローリストから愛されています。

思わず手を触れてみたくなる風合いと独自の色合い。Henry Deanは古典的な吹きガラスの技法を守り、熟練したアルチザン(職人)が木製の型に流し包み込む方法で製作されているため、ガラスひとつひとつに異なる表情が与えられ、人々の心を惹きつけています。今では世界中に多くのファンを持つHenry Dean。Henry Dean氏の引退後、現在は2人の息子が父のガラスに対する情熱を受け継いでいます。ガラスという素材の無限の可能性に魅了された彼らは、新たなデザインの可能性を模索しながら、毎年新たなデザインで私たちに驚きを与えてくれます。